安全にプレイするために理解しておくべきカジノに関する2つの法律

オンラインカジノに関連する日本の2つの法律とは

ギャンブルに関する日本の法律|単純賭博罪

日本ではギャンブルを意味する賭博行為は法律で禁止されており、金銭や品物等を賭けてギャンブルを行うと賭博罪が適用されますが、常習的ではない場合は単純賭博罪が適用されます。単純賭博罪とは初回や年に数回程度等、常習的ではないにせよ賭けを行った者に対して処せられる罪名で、刑法第185条によって定められました。50万円以下の罰金または科料となりますが、起訴された場合は、10万円から30万円程度の罰金にとどまることが多く、起訴猶予になる場合もあります。

賭けの対象が消費する飲食物であれば法律で適用外となり、具体的には麻雀を行った際お菓子を賭けたり、野球の試合でジュースを賭けたりする場合等となります。単純賭博罪例として大阪府警泉大津署の職員が夏の全国高校野球選手権大会で賭けを行い、巡査部長ら8人と非常勤職員の計9人が単純賭博容疑で書類送検され、起訴猶予となりました。

ギャンブルに関する日本の法律|常習賭博罪および賭博場開帳等図利罪

刑法第186条では、常習賭博罪および賭博場開帳等図利罪について定めていますが、常習賭博罪および賭博場開帳等図利罪とは、賭博を常習して行うと3年以下の懲役、賭博場を開張したり結合して賭けを行い利益となるように計らうと、3月以上5年以下の懲役とする法律です。賭博場開帳等図利罪に関しては、賭博に加わらない場合でも成立できるよう法律で定められました。

常習賭博罪例と賭博場開帳図利罪例に関しては、セントラル・リーグに所属する某プロ野球球団の元投手が、2014年5月から15年3月に行われた公式戦や、オープン戦の試合で行われた野球賭博の手助けを行いました。具体的には、同じチームの元投手を賭けに勧誘し、元両投手から賭け金として合計99万円を集めており、自信もプロ野球の公式戦や15年夏の高校野球で合計で120万円賭けていたことから起訴されました。

博罪で捕まるのはどういった人たちか?

金銭等を賭けるギャンブルを行うと賭博罪が適用されますが、賭けを行う場所を提供する主催者や胴元が逮捕された場合は賭博者となる客も捕まります。胴元が逮捕されない場合、賭博を行った客だけが捕まる可能性は低いとされています。賭博罪は胴元の検挙を目的としている事が前提となり、主な刑事責任は主催者や胴元が負うべきもので、客の負う責任は、結果的に発生することを意味する付随的なものとなります。

胴元のいない賭博を安易に検挙することをいさめることがねらいで、昭和47年に出版された現役の検察官が検察官向けに捜査のやり方を教授した、賭博事犯の捜査実務にも記載されました。過去に海外のオンラインカジノをプレイしていた日本人が3人逮捕されたが、胴元が逮捕されていないことを理由1人は控訴をして不起訴扱いになっていることで、賭博をしていた客だけが捕まる可能性は低いことが証明されています。

日本でオンラインカジノをプレイすると逮捕されるのか?

海外に運営会社があるオンラインカジノは安全?

オンラインカジノでは、インターネットを利用してルーレットやスロット、クラップスやバカラ等のゲームで賭けを楽しむことができますが、胴元が海外にある会社だと日本の警察も逮捕できないため、安心して遊ぶことができます。日本では、賭けを楽しむ賭博行為は法律で禁止されており、通常は賭博罪が適用されますが、オンラインカジノを合法化している国で運営を行っている場合、個人で楽しむこと自体は法律違法になりません。

加えてカジノの運営会社は合法な国でライセンスを取得して運営をしているので、オンライン上で日本でプレイしているユーザーも国内で賭博をしているとは言いにくいといえるでしょう。胴元の検挙を目的とする事が前提の賭博罪は、胴元の検挙がない場合賭博法を成立させることができません。胴元の検挙がないため、上述した理由から客だけが逮捕される可能性は低いと考えることができます。

【結論】海外の会社が運営し、日本限定のサービスでなければセーフ

日本ではオンラインカジノに関する法律の整備は整っておらず、違法性のない海外のオンラインカジノで遊ぶことは、違法行為として法律で定められていません。基本的に、オンラインカジノはグレーゾーンとなり、違法でも合法でもないと考えることができます。

合法化している海外の国で運営を行っていたり、合法な国でライセンスを取得していることが影響していますが、例外として海外の会社が運営するオンライサービスでも日本に特化したサービスを展開している場合は日本で賭博をしているとみなされるため注意しなければなりません。

また、日本のインターネットカフェカジノで賭けを行うと賭博罪が適用されます。インターネットカフェと偽り、オンラインカジノで賭博を行う店となりますが、同時に裏カジノ、闇カジノなどのように日本で運営されているカジノはNGと認識しておく必要があります。